まちゅダイアリー

日本 Ruby カンファレンス 2006

2006-06-10

1日目。 朝はどうしても外せない授業があったので、会場に着いたのは11時半。 そういえば事前登録をしていなかったことを思い出す。 まつもとさんの基調講演は半分くらい聞けるかな…と思っていたら、着席したところでちょうど質問コーナーに入ったところだった。

会場から大きな拍手。午前中はこれで終了。 まつもとさんは想像よりも格好良かった(失礼!)。

お昼

ヴィーナスフォートまで歩き、RubyCafeにて昼食をとる。

「RUBY CAFE」のご紹介

RUBYはワイン色の宝石。ワインは宝石のように貴重なもの… RUBY CAFEでは開栓後もワインの風味を守るため、特別なサーバーを用いて、24種のワインをグラスでご用意しています。

第二部: パネル企画「Ruby 2.0」

午後の最初は Ruby 2.0 についてのパネルディスカッション。

会場からの「既存の JavaVM などを使わずに YARV を 1 から実装した理由は」という質問に対して、ささださんが「既存の拡張ライブラリ (C) をそのまま使えるようにするため」と回答。なるほど。

「Rubyize による言語境界の越え方」 (arton さん)

「使いやすいライブラリ API デザイン」(田中 哲さん)

この単純さと複雑さの間の往復は、いくつもの領域で何度も見かける。特にそれを総称して良い悪いを言うことはできないし、そのつもりもない。しかし、複雑なものを単純化することの良さを主張される場合は、その結果失なったものは何かを理解しておかなければならないということである。

「Ruby プログラミング + モデリングでより楽しくなろう - その1」(石塚さん)

Ruby とモデリングの話。

その2もいつか聞けるかな…。

「セキュアアプリケーションプログラミング」(なひさん)

「仕事で使うRuby」 (後藤謙太郎さん)

Wiki (Hiki, RWiki) とチケットシステム (影舞) の仕事への活用方法について。

「Railsによるメタプログラミング入門」(前田修吾さん)

最後は前田さんによるメタプログラミングのお話。

その他感想

会場は思ったより広かった。 それ以上に、会場の導線や、休憩コーナーの飲み物など、会場の準備&運営がしっかりしていると感じた。 スタッフの皆様に感謝です。

明日の午前中は「tDiary」「dRuby」「Amrita2」の三本立てで、午後は Rails の話。どちらも豪華&楽しみ。