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AVアンプ YAMAHA RX-V479を買った

テレビを買い換えたので、勢いでオーディオ環境も整備した。今まで使っていたのは、15年以上前に買ってもらったPioneerのFILL (X−NT7MD) 。付属のCDプレーヤーとMDプレーヤは使わなくなり、ここ数年はテレビやPCからの音を出力していた。テレビとは普通にアナログ端子で接続し、PCからはAppleTVからアナログ変換器を経由して接続していた。それでも、わざわざアンプの電源を入れるのが面倒で、なかなか使う頻度が減っていた。

やりたいことはシンプルで、以下の3点。

  • テレビをちょっといい音で聞きたい。5.1chなどのホームシアター環境は不要。
  • 音楽をスピーカーで再生したい。入力ソースはApple Music。
  • オーディオのリモコンを使わずに再生・ボリューム調整したい。

特に3点目のリモコンレスは重要なポイント。日頃ゆっくり腰を据えて音楽を聞く機会はなく、専用リモコンでの電源オンオフやボリューム調整の敷居は思ったより高いんだよね。

流行りのサウンドバーにするか、AVアンプを買うかの選択肢がある。予算は3万程度。最初は手軽に設置できるサウンドバーがいいなと思い、SONYのHT-CT380にあたりをつけた。でも、店頭で視聴したところ今のオーディオほどの音質は望めなさそうだった。前に買ったBluetooth スピーカーにサブウーファーがついたレベルかな。テレビの音を良くするだけならいいけど、音楽を聞くには今のオーディオと比べてちょっと物足りなく感じそう。

それで、AVアンプを買って今のオーディオのスピーカー (S-N701-LR) を流用することにした。ONKYOのNR-365、SONYのSTR-DH750、YAMAHAのRX-V479から比較した結果、YAMAHAのRX-V479にした。

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決め手は本体でのAirPlay対応。BluetoothやAppleTV経由でのAirPlayも使えるので本体のAirPlay対応は必須ではない。それでも本体で対応していた方が便利だろうと思った。結果的に、この選択は大正解だった。RX-V479は今年発売されたばかりなのに、後継機種が出たからか10月頃から安く買えるようになってお買い得。定価は6万円前後だもんね…。

AVアンプの接続は、周辺機器 (PS3やAppleTV) をAVアンプに接続し、AVアンプとテレビをHDMIで接続のが定番らしい。でもこれだと、HDMIの切り替えにAVアンプのリモコンが必要になってしまう。入力ソースの自動切り替え機能は付いているだろうけど、少なくともテレビ側の入力切り替えは使えなくなってしまう。5.1ch環境などは使わないので、ここはシンプルにPS3やAppleTVはテレビにつなぎ、テレビからHDMI ARCを使って音声だけをAVアンプにつなぐことにした。

テレビとAVアンプの接続では、最初はなかなかHDMI機器制御が有効にならずに苦戦した。何度かテレビやAVアンプを再起動するとようやく音がでるようになったが、なぜか地デジのNHKだけ音声が出なかったり。これも時間が経ったら解決した。やっぱりまだまだ不安定なのかねぇ。

ともあれ、テレビの電源を入れればAVアンプも自動で電源ONになり、入力ソースもTV (HDMI ARC) に合わせてくれる。テレビのリモコンでボリューム調整もできる。この状態で意図的にAVアンプだけ電源を切るとテレビのスピーカーから音が出るようになるし、AVアンプの電源を入れるとAVアンプ側から音が出るようになる。音楽を聴きたいときは、iPhoneでApple Musicの音楽を選び、出力先をAirPlayにするとやはりAVアンプの電源が自動で入り、入力ソースもAirPlayに切り替わってくれる。

これでAVアンプとそのリモコンの存在を意識せずに、テレビのリモコンとスマホだけで操作できるようになった。かなり便利だなぁ。満足。

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