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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破

評判が良さそうなので、映画館で観てきた。 前作は1000円の日だったら観てもいいかもと思っていたけど、今作は1800円でも十分…いや十二分に満足できる作品だった。 もう一回、観に行きたいと思うほど(これまでに映画館で2回観た作品は、踊る大走査線2だけ)。

「序」はほぼ旧作に忠実だったけど、今作は「破」というだけあって旧作の要素をバラバラに分解して再構築している。 感覚的に、旧作よりも「バランス」が良くなっていると感じた。 変わっている部分と変わっていない部分のバランスが絶妙。

「もうそろそろ終わりかな」と思ってからが実は本番だった…というくらい、濃い2時間だった。 かといって、テンポが早すぎるということもない。じっくり濃密に楽しめる。 ただ、新作からのご新規さんだと、予習しないとテンポが早く感じるかもしれない。これは「序」と同じか。

グラフィック、サウンドは素晴らしい。 このアングルはいいね!と思うシーンがいくつかあった。 ストーリが分からなくても、このビジュアルだけで観る価値がある(そういえば、前回も同じこと書いてた)。

「序」であがった期待のハードルを、予想以上の高さで「破」が飛び越えてくれちゃった。 次回(最終作)が楽しみだな。 そういえば、「破」で一番驚いたのが、ラスト3秒…。

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