OpenID の実践記事 - 「いますぐ使える OpenID」
一週間前から、 gihyo.jp にて「いますぐ使える OpenID」という記事を寄稿させていただいてる。 OpenID のまとまった情報としては、すでに山口さんによる@ITの連載という素晴らしいものがある。 なので今回の記事では、より実践的な内容として実際に OpenID サービス (RPという意味で) を作るにはどうすればいいか?について着目して書いてみたよ。
- 第1回 OpenIDサービスを利用して,OpenIDの仕組みを理解する … OpenID 対応の FastLadder に「はてな」や「Yahoo!」のアカウントでログインして、その動作を確認する。「Yahoo!でログイン」ボタンの話とか。
- 第2回 OpenIDライブラリに付属しているRPサーバを動かしてみる … Ruby の OpenID ライブラリを使って、 RP を自分で立ち上げる。 OpenID の基本的な動きが、プログラムを通じて分かるように。
- 第3回 OpenIDプロトコルの特徴−DiscoveryとSREG … OpenID の特徴的な Discovery について。ユーザが入力した yahoo.com という文字列から、どうやってログイン画面を探しているのか?
- 第4回 いますぐ使えるOpenID:第4回 Railsで作るOpenID対応アプリケーション実践(前編) … Rails の OpenID Authentication プラグインを使って、 OpenID 対応のミニブログを作る。認証に必要な周辺要素(ユーザ登録・セッション管理など)とプラグインの関係について。 (2008-04-21 追記)
OpenID は大手が OP として参加していて、 OpenID を使うライブラリも充実している。 なので、その気になればすぐに RP を立ち上げることができる状況になっている。 でも、 RP をどうやって作るかという情報は、まだ多くないみたいなので、この記事が少しでも役に立てば嬉しいなぁ。
そうそう。 OpenID に対応するメリットとして、ゆーすけべー日記に参考になる話が書いてあった。 こういうちょっとしたサービスを立ち上げる時には、 OpenID を使うのがちょうどいいと思う。 使い方も参考になった。
とにもかくにも、ListPod はおそらく、OpenID が無ければここまでユーザー数が伸びなかったと思います。これからも OpenID の今後に注目していきたいです。