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コンピュータを子どもに教えるなら

えとせとら(2005-02-10)経由にて arton さんの記事。

コンピュータを子供に教えるなら、それはプログラミングじゃなきゃおかしいじゃないか。プログラムで作ったものはプログラム、そのプログラムを使って何かをするというように道具で道具を作るというサイクルを経験させるっていうのは重要なことに思える。それを変えるってことは技術の本質的な何かを失わせてしまうことなんじゃなかろうか。

[L'eclat des jours(2005-02-07)より引用]

技術系の人間として、すごく気持ちは分かるし、「技術」としてコンピュータを教えるのならこの通りだと思う。ただ、教育の現場では、技術の学習よりも道具の使い方に重点を置いているんじゃないかな。

自動車のことを知るのなら、内部の仕組みを勉強する前に、まずは自動車を走らせて見ないと始まらない。 コンピュータも、プログラムを勉強する前に、まずは道具としての使い方を覚えないと始まらないのかと。 で、それ以上のことを教える環境と時間が無いんだろうね。 「技術」としてのコンピュータじゃなくて、「ツール」としてのコンピュータの学習って言えばいいのかな。 まぁ、「ツール」の使い方を覚えるだけなら、小学生じゃなくて高校生になってからでも十分だとも思うけどね。

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