PukiWiki のカスタマイズ (2) - ナビゲーション
PukiWiki の画面を見てまず戸惑うのは、インタフェースの複雑さ。 ずらりと並んだメニューを見て、戸惑う人も多いと思う。 メニューを列挙してみると、
- リロード … いま見ているページを再読み込みする
- 新規 … 新しいページを作る
- 編集 … いま見ているページを編集する
- 凍結 … いま見ているページを編集できないようにする
- 差分 … いま見ているページの変更箇所を表示する
- 添付 … いま見ているページにファイルを添付する
- トップ … トップページ (FrontPage) を表示する
- 一覧 … このサイト内のページ一覧を表示する
- 単語検索 … このサイト内の語句を検索する
- 最終更新 … 最近更新されたページの一覧を表示する
- バックアップ … いま見ているページの更新履歴(バックアップ)を表示する
- ヘルプ … PukiWikiの使い方を表示する
- リンク元 … このページへリンクしているサイトを表示する
- TrackBack … このページへ TrackBack したサイトを表示する
とこんな具合。 特に、「いま見ているページ」への操作と「サイト全体」への操作が一緒になっていること(最終更新とバックアップなど)や、メニューに「編集」「添付」などの操作(動詞)を表す単語と、「トップ」「一覧」などの目的語を表す単語が混ざっていることが、分かりにくさの原因だと思う。 「バックアップ」というメニューもあるけど、これも「バックアップする」のか「バックアップを表示する」のかが分からない。
人間が同時に見分けることのできる数には限界がある(5つくらいだったかな?)ので、省略できるメニューは省略することにした。
まず、「リロード」は確実に不要。「新規」も「編集」で代用できる、というかするべきなので削除。「凍結」も使うのは管理者くらいなので、直接アドレスバーにコマンドを打ち込めばいいので削除。「添付」もセキュリティ的に問題があるので削除。もし使うとしても、tDiary の絵日記プラグインのように、編集画面にインタフェースがあればいい。
「トップ」は迷ったけど、ページタイトルやロゴをトップへのリンクにすれば代用できるので削除。 「検索」もサイドバーに検索ボタンをつければいい。 「バックアップ」は必要だけど、別の場所に移動させた。 「リンク元」と「TrackBack」は明らかに不要。
で、残ったのは以下の5つ。カッコ内はデフォルトのメニュー名。
- このページを編集する (編集)
- 編集された箇所をみる (差分)
- ページ一覧 (一覧)
- 最近更新されたページ (最終更新)
- ヘルプ
分かりにくかった「編集」「差分」は、目的語と動詞を明確に書くことにした。 BitChannel では [EDIT] [DIFF] などと英語で書いてあってそれなりに分かりやすいんだけど、このようにメニューの数を減らして語句を長くするのもアリだと思う。