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Yahoo! JAPAN ID

Yahoo! Auctions の出品・落札履歴の一覧は「評価」という形で公開されていて、簡単に閲覧する事ができる。 Yahoo! ID をキーにして、出品・落札履歴と漏洩した個人情報を結び付ければ情報の価値は高くなる。 エロ親父に架空請求書を送ったり、健康マニアに健康用品をすすめたり、その人の嗜好にあわせたアプローチができるのだ。

この危険性はあまり知られていないんじゃないか。 「すでにあちこちで個人情報をばら撒いているんだから、いまさら騒ぐことないじゃないか」という意見はよく見るが。

それにしても、Yahoo! BBとオークションのIDは同じだったんだ。 ということは、オークション以外のメッセンジャーなどのサービスも同じIDを使っている?Yahoo!オークションの登録情報について」では、こんなふうに書かれている。 他のサービスでも、同じようなことが書かれている。

なお、皆様にご利用いただいておりますYahoo!オークションの登録情報は、まったく別個に管理されており、今回の報道にある個人情報とは別のものです。

登録情報は別に管理してあるのは分かったけど、IDが同じとも違うとも書いていない。 個人情報が漏洩した人は、500円のお詫びをもらって、その後も同じYahoo! JAPAN IDを使い続けるのだろうか。 それって危険なことだと思うけど、どうなんだろう。

それとも、僕が勘違いしているのかな? おしえて、エライ人!

追記

若干状況が違うにせよ、Yahoo! Japan IDは、「固定IDは"デジタル化された顔」に書かれている「汚染された」IDになってしまったんじゃないかな。

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