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WEB+DB PRESS vol.48

WEB+DB PRESS vol.48 を献本していただいた。 毎号楽しみだけど、今回は言語別モダンプログラミング入門が熱い。 第1章の Yappo さんの記事に、こんな文章が書かれている。

もっともっといろいろな言語の最新動向を勉強するべきだと思います。 1つの言語だけに閉じこもると視野が狭くなり、良いコードを書くための引き出しが空っぽになってしまいます。

これはとっても同意。 この日記を書き始めた2004年頃に発売された「Lightweight Language Magazine」というムック*1を読んだときにも同じ印象を持った。 LL Magazine の2008年濃縮版といったところかなぁ。

特集の内容は、最近の動向、ライブラリ、テストなどの観点を、それぞれの言語ごとにまとめたもの。 普通は雑誌を定期購読して、それぞれの言語の連載を読んでいないと追えないようなことがまとめて読めるのは便利。 Ruby だと Rails, Ruby1.9, GitHub, RubyGems, RSpec などがキーワード。 LL Magazine の頃には無かったキーワードばかりで、こういう特集の重要性が良く分かる。

僕が一番参考になったのは Perl の特集。 「昔の書き方」と「今の書き方」のそれぞれが比較されているので、2000年頃の知識で止まっている僕にはとっても助かる。 特に、エンコード周りはすっかり変わったもんなぁ。

他にも、デバッグの HOW TO をまとめた「TOPエンジニアのデバッグ考」や、 Yahoo! メールのリニューアル話、 PostgreSQL のクラスタ話など、読み応えのある内容がたくさんあるので、年末にじっくり読む予定。

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