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Web におけるページめくりのストレスと AutoPagerize

以前から AutoPagerize がいいよって話は耳にしていたんだけど、なんか面倒で使っていなかった。 「別に Google 検索結果が1ページで見れても嬉しくないなぁ」って思ってた。 Greasemonkey に抵抗感を感じていたってのもある。

でも、試しに使ってみたら、本当に世界が変わったよ(というと、怪しい宣伝みたいだけど、本当にそう)。 この日記を読んでいる暇があったら、その時間を使って絶対に入れた方がいい。

特に嬉しいのは、ニュースサイトのようなページが分割されている記事を読む場合。 例えば、梅田望夫×まつもとゆきひろ対談「ウェブ時代をひらく新しい仕事,新しい生き方」(前編) という記事は全部で11ページに分割されている。 1ページはそんなに長くないから、頻繁に「次のページ」へ移動しなきゃいけない。 この時のちょっとした処理がくせ者。

  • 画面から「次ページへのリンク」を探してクリックする行為
  • ページが読み込まれるまで待つ行為

なんでもないような行為だけど、これで思考がちょっと分断されてしまう。 それまで記事の内容を咀嚼していたのに、ページ遷移のタイミングで思考に割り込みが入るんだよね。 これが小さなストレスになって、読んでいる途中で「もういいや」って思ってしまう。

本を読んでいる時には無意識でできる「ページめくり」が、 Web ではストレスを感じるってのは、もう少し広く知られてもいいんじゃないかな。

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