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Cybozu Labs 見学

ITpro Challenge のライトニングトーク1981s でご一緒した竹迫さんに誘っていただき、サイボウズ・ラボを見学させてもらえることになった。 OpenID や OAuth 関連の日記にコメントしていただいている山口さん奥さんに会えるのも楽しみ(山口さんは1981sで少しお話できたけど)。

R246

地下鉄の赤坂見附駅を出ると、そこは国道246号線だった。 どこかで見た景色だな…と思ったら、グランツーリスモのルート246の最終コーナーだった(どうでもいい話)。

Prudential Tower

そこからちょっと歩くと立派なビルが。 ここがプルデンシャルタワーか。 入り口には昼ご飯を終えたスーツの人がたくさん。 バリバリ働くビジネスマンって感じ。

Cybozu Labs

サイボウズ・ラボのオフィスはビルの10階。 年末年始でお引越しということで、ちょうど引越しの準備の途中だった(忙しい時期にお邪魔してすみません)。 ピタゴラスイッチ風の積み木は西尾さんがダンボールに詰めていたけど、ジェットコースターのおもちゃは健在だった。 畑さんにお聞きしたところ、組み立てに二週間くらいかかったらしい。

近くのイタリアンなお店で、ラボの皆さんとお昼をご一緒させていただいた。 竹迫さんお勧めのピザ(サラダ・ドリンク付き)は1,400円でもなかなかのボリュームだった。 しかも旨い!

この日は PEAR::Testing_Selenium の Author でもある大野さんもラボ見学に来られていた。 大野さんのサイトのプロフィール

いつの間にやら、フリーランスプログラマをしてます。ときどきフラッと海外に逃亡してしまいます。

って書いてあるけど、本当に Thinkpad の入ったバックパック一つで東南アジアに行き、そこで仕事をしたりしているんだとか。 バックパックプログラマーという新しいジャンル(命名: 竹迫さん)だなぁ。 当然、実力があるからできることで、普通に格好いい。 ピザを食べながら N-gram を使ったアイデアの話とか、海外の話とかいろいろ聞かせてもらった。

んで、ラボの話。 「緑の椅子」は、噂にたがわず座り心地がよかった。 しっかりとホールドされるし、ヘッドレストもちょっとした枕よりもいい。 リクライニングするので、お昼の仮眠にちょうどよさそう。

オフィスは思っていた以上にずっとずっと静かで、まるで図書館みたい。 なんでだろう…と思ったら、机に電話が無いのね。 極力、邪魔が入らずに研究に専念できるようになっているんだなぁ。

静かだからといって、みんなひたすらディスプレイに向かっているかというと、そんなことは無かった。 「これいいよね〜」と近くの席の人に話しかけたり、何かを相談していたりするところをよく見かけたよ。 山口さんに「最近 OpenID の翻訳どうですか〜?」と声をかけたら、「そうそう…」とその場で svn update して翻訳を始めたり (成果がこれ) と、みんなフットワークが軽い。

もう一つ思ったのは、優秀な人たちの相乗効果。 メンバー紹介を見ても分かるように、「○○の○○さん」と言えば分かるくらいの知名度の方が集まってる。 なので、ちょっと振り向いて相談するとしてもそこではレベルの高い会話が交わされる訳で、そういう環境が好循環を生んでいるんだろうと思った。 竹迫さんも「奥さんが入社するという記事を読んでサイボウズ・ラボの本気を知った」って言われていたし、人が人を呼ぶという感じがする。

そんなこんなであまりに居心地がよくて、ついつい長居してしまった。 ふと大野さんを見たら、空いてる席に座って Thinkpad を広げ、ヘッドフォンを付けてプログラミングしていた。 オフィスに普通に溶け込んでいて、知らない人が見たら社員の一人だと思うだろうなぁ(笑) でも、その気持ちは分かる。 僕もノートパソコンを持ち込んでプログラムを書きたい!って思ったもん。

僕が普段やってる、チームでモノ作りする(いわゆる SIer )とは違った環境で、いい刺激を受けたよ。 何か1つ、深くじっくりとやることが大切だなぁと思った…。 しっかりとアウトプットを出しながら、新しいことをインプットしていきたいな。

サイボウズ・ラボ見学リンク

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