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Web2.0 Expo の所感とオープンソース系のイベント

なんとなく急に思い立って Wen2.0 Expo に行ってきた。 コンファレンスは参加費が10万近くするので、当然のように事前登録で無料になる展示会のみに参加した。 展示会だけだと面白さの10分の1も味わえないだろうというのは、承知の上でね。

展示会では Sun の JRuby や jMaki、ロードバランサの BigIP、 IBM や BEA のフレームワークなどの下回りから、 SNS や Wiki や検索エンジンなどのアプリケーションまで、ある意味なんでもアリな感じだった。良くも悪くも「ごった煮」という印象を受けた。 展示会のターゲットはたぶん企業。スーツ成分が高かったよ。 企業向けとしてみた場合はナレッジマネジメントの焼き直しっぽいかな。 アプリで面白そうと思ったのはチームラボが展示していたレコメンデントの視覚化くらい。 あとは、富士通の方の SNS 導入話とか。やっぱりこういうのは技術よりも運用の方が大切。

もう少しコンファレンスの内容と連動していれば面白いんだろうけどね。はてなや Mixi が出展するとか。 まぁ、ビジネスだし仕方ないのかも。

そうそう。改めて思ったのは、オープンソース系のイベント*1は恵まれているってこと。 例えば、今回のコンファレンスでは、サイボウズラボの天野さんや竹迫さんが講演している。 これを聞こうと思ったら10万円払わないといけないけど、Shibuya.jsやITpro Challengeなどのイベントなら無料かかなりの安価で聞くことができる。

もちろん、ターゲット層の違い(ミクシィの社長やはてなの副社長の話はそうそう聞けない)や、オープンソース系のイベントはギブアンドテイクが基本とか(ただ聞くだけではなく、暗黙的にフィードバックが求められる)はあるけど。 それでも、ただお客さんとして聞きに行くより、もう一歩踏み込んで参加した方が楽しいし、刺激にもなる。 地理的な問題がなければ、これってすごいチャンスだと思うんだけどね。

という訳で、次の週末は久しぶりのWikiばなです。

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