チケット駆動開発 … ITpro Challenge のライトニングトーク (4)
ITpro Challengeで Trac を使ったチケット駆動開発のライトニングトークをさせてもらった。 言いたいことを3分間でまとめることの難しさを改めて痛感したよ。
資料は SlideShare に載せてみた。 CC Attribution ライセンスにしている。 今になって思えば、一番伝えたかったのは27ページの「チケット無しのコミットは禁止」ということ。 これを中心に資料を構成してもよかったかもしれない。
Heretic ProgrammerにてTrac/Trac月のユーザコミュニティ (Shibuya.trac)が発足したのを当日の朝に知ったので、資料の最後で宣伝してみた。 Trac は昔はインストールが大変だったけど、今は Trac 月や Ubuntu のパッケージで簡単にセットアップできるようになってる。 サーバが無いよ!という人も、yappoさんのCodeReposが使えるという素敵な時代。 チケットも、昔のSQLを使ったレポート機能はとっつきにくかったけど、今のクエリ形式は使いやすくなってるしね。
チケット駆動開発が流行るといいなぁ。
ITpro Challenge の感想
発表内容については、maeda.na@はてな - ITpro Challenge!のメモとかに詳しいレポートが書かれてる。 GJ!
講演者の人選が素晴らしかった。 世間一般ではあまり知られていなくても、プログラマの中では有名な方を集められているなぁ…と。 皆さんの発表を聞いていて一番強く思ったのは、「好きを貫く」とはこういうことか、ということ。 今回のテーマだったんじゃないかと思うくらいに(ITpro "Challenge" だからそうなのかな)。 同時開催のX-Devのセッションと比較すると、明らかにビジネス色が薄い。 はてなおやさんは「オレの人生」を語り始めるし(褒め言葉です)。 打ち上げの会場でも、喜んでプレゼンをする人がたくさんいて、ハタから見ると不思議な空間だったんだと思う。 仕事だけでITやってたら、ここまでは絶対にやらないよね。
アウトプット = 情熱 * (才能 || 努力)
という式が、帰り道でふと頭の中に浮かんだ。 プログラミングが好きなだけじゃダメで、それを結果に結びつけるためには、やっぱりそれなりの努力をしているんだな…と。 はてなおやさんが言ってた、「ハイリスク・ハイリターン」ということなんだと思う。
そういう人たちの話が集まっている空間の空気を感じられたのが、本当によかった。
打ち上げ
LTで発表されていた山本さんが、打ち上げの場でもう一つのネタ(よいXMLの見分け方)をプレゼンされてた。 「リンクのあるXMLが良いXML」というのは、本質を突いている気がする。
他にも、Perl予約語プログラミングや、関数型Rubyの話や、Ajax版IDEなど、面白いプレゼンがたくさんあったなぁ…。
感想リンク集
トラックバック一覧は、まだあんまり集まっていないみたい。 はてなブックマーク - タグ itprochallengeで追うほうがいいかも。 (リンク集にはTrackBackよりブックマークの方が向いていると思った)