PHP と Ruby
前提条件を書かずに言語の比較をしてもいいことは無いのかもしれないけど、PHP について書いた日記に気になるツッコミが入ったのでちょっと考えてみる。
RUBY派の人たちってなんでそんなにPHPに噛み付くんだろう
PHPで困ってないユーザにしてみたら、ひがんでいるように見えなくもない
この感想は新鮮だった。 というのも、Rubyを使っている人が特段PHPに噛み付いているという印象が無いから。 更に「ひがみ」の感情は本当に見たことが無い。
RUBY派のWebサイトでPHPのことを書いていないのがどれほどあるのだろう
逆にPHP派でRUBYの欠点を書いてあるだろうかとか思う
むしろ、RubyのWebサイトにてPHPが話題になることはほとんど無い気がするけど、そう思われた理由を勝手に推測してみる。
- Ruby をやる人はプログラミングが好きな人が多い。
- プログラミングが好きな人はいろんな言語を経験している。
- 経験を積むとPHPの言語仕様の一貫性の無さが気になり、指摘をする。
- 逆に PHP はユーザ数が多いので初心者も多く、他の言語の話になりにくい。
あくまでも推測だけどね。 ときどきの雑記帖 リターンズ 2007年7月にも参考になる話が書かれていて、なるほどなと思った。
逆方向のPHP派がRubyに対して、というのは多分PHPを使う人たちの主流が、 RubyとかPerlのような言語を使うことを考えていないとか いうことがあるのではないかと考えています。 要するに「客層」が違うのよ。
これには全く同意。
ところで、大切なのは「指摘」と「噛み付く」は別だということ。 僕も趣味じゃ PHP4 はできないと書いたことはあるけど、 PHP は(言語仕様以外のところで)評価しているし。 結局は道具なんだから、有効に使ってナンボでしょ。