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Thunderbird 2 へ

職場の PC が新しくなったついでに、メーラも Thunderbird に移行した。 そもそもの移行のキッカケは、以下の2点。

  • Thunderbird だと、メールを送った相手を自動的にアドレス帳に登録できる(そして次回からはアドレス補完できる)
  • 検索バーを使って、メールの絞込みができる

そんな訳で、 Becky! + Google Desktop (with Google Desktop プラグイン for Becky!) + POPFile から Thunderbird + Google Desktop に移行した。 最近、会社のメールサーバが SPAM フィルタを導入したので、 POPFile を使わなくても Thunderbird の迷惑メール機能だけでほとんど SPAM フィルタリングできている。

最初は現行のバージョン 1.5 を使っていたんだけど、バージョン 2 からタグが使えるようになっているということで、ナイトリービルドをダウンロードした。

ちょっと使ってみたところ、思った以上に Thunderbird が使えることが分かった。

  • キーボードの数字キーでメールにタグを付けられる
  • 検索フォルダを使って、タグをつけたメールだけを簡単に表示できる
  • メールを他のフォルダに移動しても、 Google Desktop の検索と連動できる(Becky!の時はなぜかできなかった)
  • 迷惑メールフォルダのメールは、一定日数が経過すると自動的に削除できる(さりげなく便利)

Becky! でメールを整理 (The Inbox Makeover)で書いた方法と同じく、メールはタスクで分類するようにした。 やり方は以下のとおり。

  1. フォルダは受信トレイとアーカイブの2つだけ。フォルダでは分類しない。
  2. フォルダの代わりにタグを用意する。
    • Action (要返信): 作業無しで返信できるメール
    • Project (要作業): 何か作業が必要なメール
    • Hold (数日中に使う): 今は使わないけど、数日中に必要になるメール
    • Waiting (委任中): 他の人に作業をお願いしているメール
  3. 新しく受信したメールは受信トレイの未読へ入る。
  4. 受信トレイのメールを順番に読み、必要に応じてタグをつける。
  5. 読み終わったメールはすぐにアーカイブフォルダへ移動する。
  6. 時間ができたら検索フォルダを使ってタグを付けたメールだけを表示。順番に片付けていく。

こうやって受信トレイを常に空にしておくことで、少し気持ちがすっきりする。 あとでメールを見つけたいときは、 Google Desktop を使って検索すればいいしね。

というか、これって写真や動画で説明しないと、便利さが伝わらない気がする…。 でもさすがに職場のメールのスクリーンキャプチャを載せる訳にはいかない。 Thunderbird 2が正式にリリースされたら、きっとどこかで誰かが解説を書いてくれるはず(他力本願)。

覚書

  • 常にプレーンテキストでメールを送る設定は、なぜかオプションではなくサーバの「アカウント設定」で設定する。
  • 迷惑メールにチェックをつけると、自動的に迷惑メールフォルダに移動するように設定した。

参考リンク