遠隔での共同作業 (screen + talk)
ちょっと離れたところにいる人と一緒に作業 (Linuxの設定とか) をする場合の話。 一番速いのは電話を繋ぎっぱなしにして、声を聞きながら作業することなんだけど、受話器を持ったままじゃ作業しにくいし、電話代もかかる。
IPメッセンジャーは手軽だけど、あれは非同期でメッセージをやり取りするには向かない。
- メッセージごとに別のウインドウが開くので、履歴が残らない(ログは残せるけど)。
- メッセージを送るために、毎回相手を選択しないといけない。
MSN メッセンジャーや Google Talk はネットワークの問題で繋がらない。 Skype も試していないけど、たぶんダメだろう。 IRC サーバを自分で立てればいいんだろうけど、サーバ・クライアントともにノウハウが無い。
んで、今のところはこんな感じでやってる。
- screen をマルチディスプレイモードで使って、画面を共有する。
- 別ウインドウでもう一つ ssh で接続し、 talk コマンドを使ってチャットする。
talk コマンドはつい最近知ったばかり。機能は単純だけど、そこそこ役に立つ。 これを知るまでは、 screen で共有している画面のコマンドラインに、ローマ字でメッセージを打ってた。
talk でチャットするためには、そのマシンで talkd というデーモンを動かさないといけない。 以下のコマンドでインストールした。
aptitude install talkd talk
関係ないけど、 Manpage of TALK の説明がちょっと面白い。
talk は、視覚的な通信プログラムであり、ユーザーの端末の行を他のユーザーの端末にコピーする。
確かに技術的にはその通りだけど、味気ないというかなんというか。