まちゅダイアリー

OpenID とか認証APIとか

2007-02-05

ここギコさんとこで、Yahoo USAのID を OpenID に変換してくれるプロキシサイト(idproxy.net)が紹介されてた。

誰かidproxy.netと同様のやり方で、はてな認証APIのOpenIDプロキシ作りまへんかー

ということで、OpenIDプロキシがあると何が嬉しいかよく分からなくなったので、絵にしてみた。 あくまでたとえ話なので、正確じゃないところもあると思う。

ということで、とある世界の話。

(1) 認証API以前

fig1

(2) TypeKey 登場

マネーロンダリング法の改正により、マンションへの入室やデパートでの買い物が厳しくなった世界。

fig2

(3) 認証APIの並立

fig3

(4) OpenIDの登場

fig4

(5) OpenIDプロキシサービスの登場

fig5

注意点

繰り返すけど、これはあくまでもたとえ話。 実際には OpenID が新規格ではてな認証APIが旧規格って訳じゃないので注意。

それはそれとして、この世界で新規格のパスポートが普及するかどうか(=パスポートの交換サービスが繁盛するかどうか)は、世の中のマンションやアパートが対応するかどうかに尽きるんじゃないかな。 必ずしも新規格のパスポートが優れているとも限らないし、旧規格のパスポートが使えるんだったら、無理に新規格に乗り換える必要は無い訳で。

現状だと、そもそも新旧関係なくパスポートが使われているケースが少ないしなぁ。 図で言うと(1)と(2)の間くらいの段階? ということで、とりあえずはもっとパスポートが使えるマンションやデパートや村が増えるといいかもね。

追記

書き忘れてた. 変換サービスを経由して取得する新規格のパスポートは、発行元は変換サービスになる。 変換サービスがその気になれば、偽のパスポートだって発行できる。 OpenID的には、信頼できる発行元を選ぶのは村民の役割なんだろうけど、これが受け入れられるかどうかが普及の鍵かも。 (別に変換サービスに限らず、XX村のパスポート発行センタだってその気になれば偽パスポートを発行できる)