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今日は Wiki 小話の日 (2007-01-11の追記)

公式ページのコメント欄に、感想のリンクが続々追加されてる。 (ホントは参加者欄に各自がリンクを貼るほうがWiki的かもだけどね)

blog.8-p.info : Podcastle Nightが良くまとまっている。

Wiki小話/Vol.7「Podcastle開発について」とすごすぎるブラジルさんのプレゼンについて:[mi]みたいもん!にて、超絶プレゼンの動画が公開されてる(ご本人の了解は取られてるのかな?→取られているとのことでした)。 改めて見ても、うまいなーって思う。 というか、みたいもんの人に挨拶しておけばよかったと後悔…。

ネームプレートは小話Vol.4から作り始めたとのこと。 そういえばVol.4と6は欠席しているんだった。 「Wikiのセキュリティアップ考〜認証、権限、スパム対策〜」の話は、いつかやってみたい(夢)ですね。 ただ今は、認証、権限と Wiki を結びつけるネタが無いのが残念なところ…。

代わりといってはなんだけど、 Wiki について最近思うところを。 前回書いたのは、Wikiばな Vol.5に参加したときか。

記法とか使い勝手とか、 Wiki について色々考えてた気がするけど、結局は Wiki って集合知ツールなんだろうと(今更何をって感じだけど、でもそう思う)。 ここからは完全に個人的な意見だけど、集合知がうまく働くのは、60%のモノを80%に押し上げる時だと思ってる。 60とか80とかの数値は感覚的だけど。 白紙の Wiki には誰も書き込んでくれない。反対に 100% 完成されている Wiki にも書き込みづらい空気がある。 でも、60%の完成度だったら…「惜しいから直したくなっちゃう」気持ちが働くんじゃないかな。 (いわゆるサクラと同じ?)

Podcastle は、そういった意味でとても Wiki 的だと感じた。 しかも、従来の Wiki と違うのは、 60% のモノを作るのが人間じゃなくて機械ということ。 従来の Wiki は、誰か(主に管理人)が最初にコンテンツを作り、0%から60%の状態に持っていっていた。 Podcastle は、60%(実際はもっと数値高そうだけど)の音声認識エンジンが予めあって、それを参加者が 80% に仕上げている。

さらに妄想が進むけど、今後は「60% の何か」と「20% の集合知」のパターンが増えるんじゃないかって気がしてる。 プログラムで何かを作ろうとした場合に、これまでなら完全なもの…最低でも80%のものを作らないといけないと考えてた。 でも、精度が60%のものであっても、残りの20%を利用者がちょっとずつカバーしてくれるとしたら。 これまではプログラミングは難しいとされていた分野でも、実は可能性が広がるんじゃないかな。

と、ここまで書いたところで、「それって何てオープンソース?」ということに気がついた。 Wiki はデータ(情報)のバザールモデル?

…そろそろ原典 (WikiWay) を読んだ方がいい気がしてきた。