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M-1 グランプリ 2006

xmas dinner

ネットではレベルが下がったという意見も多かったみたいだけど、僕はお酒が入っていたせいかほとんど笑いっぱなしだった。 気になる芸人さんだけピックアップ。

フットボールアワー

ファーストラウンドは面白かった。ネタは覚えてないけど、さすが2003年の王者だな…と思ったのは覚えている。 反面、最終ラウンドはちょっとスベったかな。 取り皿がくどかったのが残念。

麒麟

昔から好きな芸人さん。それだけに贔屓目に見ちゃう。 ファーストラウンドは「麒麟はお前がしっかりせなあかん!」がウケた。 あれってアドリブだったんだね。それだけコンビが安定しているのか。 終わり方も去年の野球ネタを思い出すような気持ち良さだった。 ただ、これで優勝できるかというと、もう一つ突き抜けないと難しいと思う。

最終ラウンドは去年と同様に息切れしちゃったかな…。 噛んだのをアドリブで笑いに変えたのは素晴らしいけど。 優勝は厳しい内容だったけど、けなげさにますますファンになっちゃいそう。

トータルテンボス

初めてオンバトで見たときは、面白い2人が出てきたな〜と思っていたけど、最近は低迷している感じ。 今日は「ハンパねぇ」はやらないのね。(一時期多用しすぎていたことがあったけど、無いのはそれで物足りない) 「ポンコツラーメン」のあたりから面白くなってきたけど、勢いに乗るのがちょっと遅かったかな。 潜在能力はあると思うので、今後が楽しみ。

チュートリアル

昔のおはぎんぐの頃は、好きだけど少し付いていけない所があった。 でも、去年のバーベキューネタは衝撃的で、スタイルを極めるとこんなに面白くなるものかと思ってた。

去年の路線を継承できれば、今年も善戦できるんじゃないかと思っていたんだけど、予想を大幅に上回る成長ぶりだった。 右の人の安定感が左の人のボケをしっかり活かしている感じ。 「昼は漫才して、夜はポン酢を冷やして」とか、意味が分からないのに面白い。 両扉のネタを一回流しておいて、後でキャッチするのも上手い。 「山が動いたな〜」は名言。

ファイナルラウンドのネタ(ちりんちりん)は、ファーストラウンドを上回る出来だった。 開始1分で、こりゃ優勝したなと思ったもん。 会場も完全に味方に付けていたし、ネタの良し悪し以上にチュートリアルの2人には何かが憑いていた感じ。 左の人の壊れた笑いとか、決勝の場であそこまで入り込めるのは凄い。 陳腐な言い方をすれば、笑いの神が降りてきたのかも。

笑い飯

「お茶碗がしゃべった!」で、素でシャンパンを吹いた。 笑いで何かを吹いたのは初めてだよ。 完全に油断してた。

講評でも言われていたけど、エンジンがかかるのが遅かったのが残念。 最初の「箸Aと箸Bが…」のところが少し冗長だったかな。 1点差で麒麟が決勝だったけど、個人的にはそれでよかったと思う。 (笑い飯も好きだけど、麒麟ファンなので)

ライセンス

初めて見たけど面白い。 「いつまでも乗ってくると思うなよ」が新鮮だった。 最後のアメリカンスタイルもいいね。 芸が幅広い感じがするので、こちらもこれからが楽しみ。

とまぁ、徒然と書いたけど、とにかく笑いっぱなしの2時間だった。 チュートリアルのネタは何回観なおしたことか。おめでとう!

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