自分が中心か地図が中心か(地図とスクロールホイール)
ALPSLAB route と写真の組み合わせが面白い。 ルートを進むにつれて、その場所の写真が表示される。 新しいタイプのスライドショーみたい。
ただ、面白いんだけど、使っていてストレスを感じることがある。 何だろうと思ったら、スクロールホイールを使ったときの挙動が原因みたい。 ALPSLAB の地図では、ホイールを上に動かすと広域表示で、下に動かすと詳細表示になる。 一方の Google マップ(そういえば Google ローカルという名前は止めたんだろうか?)は、上に動かすと詳細表示で、下に動かすと広域表示になる。
これは結局、地図を動かすのか、それとも自分が動くのかの違いなんだろう。
ALPSLAB は自分が動かずに地図を動かす感じ。 ホイールを上に動かすのは地図を遠ざけているようなもので、下に動かすのは地図を手前に引き寄せているようなもの。 対して、 Google マップは地図を動かさずに自分が動く感じ。 ホイールを上に動かすのは自分が地図に近づいていくことで、下に動かすのは地図から遠ざかっていくこと。
ALPSLAB | Google マップ | |
上に回転 | 広域 | 詳細 |
下に回転 | 詳細 | 広域 |
主体 | 地図 | 自分 |
個人的には Google マップの方が直感的だと思うけど、どうだろう。
ちなみに、似たような考え方は左右の回転にもある。 例えばドラクエ7では、Lボタンで地図が時計回りに回転し、Rボタンでは反時計回りに回転する。 一方、Lボタンで地図が反時計回りに回転し、Rボタンで時計回りに回転するゲームもある。確かFFT(ファイナルファンタジー・タクティクス)がそうだった気がするけど…。
FFT?(自信無い) | ドラクエ7 | |
Lボタン | 反時計回り | 時計回り |
Rボタン | 時計回り | 反時計回り |
主体 | 地図(客観的) | 自分(主観的) |
これも、自分を中心に考えるか、地図を中心に考えるかの違いかな。 ただ、FFTの場合は別に違和感を感じなかった。 FFTだと複数のキャラクターを動かすから、客観的な視点で考えているのかもしれない。