Subversion ユーザーが Git を使ってみた (ブランチ編)
Subversion ユーザーが Git を使ってみた (基本操作編)の続き。 基本操作を覚えることで、リポジトリを前に進めることができるようになった。 次は、脇道にそれるためのブランチの使い方について。
自分でリポジトリを作ってもいいんだけど、せっかくなので GitHub で公開されているソフトウェアでブランチを試してみる。 ここでは tDiary の Git リポジトリで試すけど、 Sinatra でも Rack でも、興味のあるソフトウェアで試してみるといいと思う。 tDiary の公式リポジトリは Subversion なので、 hsbt さんの非公式なGitリポジトリを使う。
GitHub で公開されているプロジェクトを取得してローカルでいじるだけなら GitHub のアカウントは不要。 詳しくはgithub で人のコードをいじる「前」にforkする必要はないが参考になる。
前回も書いたとおり、リモートのリポジトリをベースに自分のリポジトリを作る(コピーする)には、 git clone コマンドを使う。 GitHub の場合、 SSH, HTTP, Git Read-Only の3つのプロトコルが使える。 他人のリポジトリから取得する場合はプロジェクトのメンバーでない限りは読み取り専用なので、 Git Read-Only を使えばいい。 ファイアウォールの内側なら HTTP か。
$ git clone git://github.com/hsbt/tdiary.git Initialized empty Git repository in /Users/machu/work/github/tmp/tdiary/.git/ remote: Counting objects: 27949, done. remote: Compressing objects: 100% (10212/10212), done. remote: Total 27949 (delta 17645), reused 27611 (delta 17321) Receiving objects: 100% (27949/27949), 7.84 MiB | 1.74 MiB/s, done. Resolving deltas: 100% (17645/17645), done.