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電話とメール

うにっきにて、Tu-Kaの『シンプルってうつくしい』へのコメントがあった。

ぼくがケータイに求めるのも通話とメールなので、他のキャリアが追求する多機能化をバッサリ切り捨てるのが清清しい。

僕が初めて携帯を買ったのは1999年。機種は初代 i モード端末の N501i だった。その頃はパソコンも今ほどは普及していなくて、常時接続なんて夢のまた夢。 そんな中、簡単にメールが使える端末というのは、とても魅力的だった。(PHPのPメールや携帯のショートメールってのもあったけど、最大文字数は短く、送信時の料金がちょっと高かった。)

あれから5年。携帯はさらに進化して、Java が動いたり動画が送れたりするようになったけど、僕が必要としている機能は相変わらず電話とメールで十分だったりする。今使っている機種には、たまたまカメラは付いているけど、これもあまり使ってない。

だから「じゃあ携帯とメールでいいじゃん」って思うんだけど、ここでふと考える。 もしも、5年前に同じような方針を出したとしたら、こう言ってたんじゃないかと。

次世代へは行きません。メールが使えるケータイはつくりません。「ケータイにとっていちばん大切なことはなんだろう?」考えぬいた末に、きちんと話せれば十分だという結論に達したからです(実際、ケータイを使っている人のうち7割が、そう思っているそうです[当社調べ])。

何でもケータイに載せてしまうのは好きじゃないけど、試行錯誤の末に新しい世界が見えてくることもあるかもしれない。 とりあえず、僕は Web が PC に近い環境で見られるといいな…。安い端末でもね。

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