ISPのメールサーバをBackup MXに
自宅にメールサーバを構築したんだけど、万が一サーバが落ちていたらメールが届かないという心配がある。 そこで、ISPのメールサーバをバックアップ用に使うことを考える。 通常は自宅のメールサーバにメールが届くが、サーバが落ちている場合はISP側にメールを受信しておいてもらうのだ。
まず、DNSのMXレコードを編集し、自宅のサーバを優先度10, ISPのメールサーバを優先度20としておく。 これで、自宅のサーバにメールが届けられない場合は、ISPのメールサーバにメールが届くようになる。
ISP側に届いたメールは、fetchmail を使って定期的にチェック・受信する。 その際、fetchmailrcを以下のように設定することで、ローカルの Postfixへ配送するようになる。
poll someone.example.com user machu pass dummy is machu here
また、.forward に
| /usr/local/bin/scmail-deliver
と書いておくことで、振り分けプログラムであるscmailを呼び出すこともできる。
単一のユーザの場合はこれでいいんだけど、あとはtmlとの連携を考えないとなぁ。 メールサーバ上のユーザ名とローカルのPostfixに渡すユーザ名を自動的にマッピングできるといいんだけど。