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洋書に挑戦 (Mac OS X and iOS Internals)

2013年、ITエンジニアは英語を学ぶべきか? - QA@IT公式ブログを読んだ。

Javaのドキュメントの翻訳言語に「まだ日本語はあるから大丈夫」と思うのと「日本語しか残っていないのでヤバい」と思うのは、同じ現象を楽観的に捉えるか悲観的に捉えるかの違いですが、トレンドは明らかです。エンジニアリングに付随するコミュニケーションの共通言語として英語以外を使うという選択肢は日を追うごとになくなりつつある、ということです。この傾向はオープンソースやネット関連技術の世界で特に顕著です。市場規模や言語間障壁の高さから日本語や中国語だけが、かろうじて特殊な扱いにある場合もあったということでしょう。

じゃあいつやるか?いまでしょ!ということで、まずはレベル3を目指して洋書の技術書を読む。

とはいえ、興味がないと続かないので、「興味のある分野」で「日本語で読めない(翻訳がでていない)」本を対象にする。ちょうどMacBook Proを買ったところだし、Mac OS Xの内部構造を解説した本を選んだ。

https://www.amazon.co.jp/dp/B00A6WOS1Y

From architecture to implementation, this book is essential reading if you want to get serious about the internal workings of Mac OS X and iOS.

紙の本で864ページというボリューム。OS Xの歴史という軽い内容から始まって、OS Xのアーキテクチャ、DTraceによるデバッグ、EFIブートやlaunchd、それからカーネルの内部構造、Machの動作、BSDレイヤ、ファイルシステム(VFS, HFS+)とかなりディープな領域まで網羅的に踏み込んでいる。

Kindle のおかげで持ち運べるので、空き時間に少しずつ読んでいこう。

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