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Rails の楽しさは本質に特化できること

高橋さんの Twitter より。

『たのしい Rails 』について妄想中

そもそも Rails の「たのしさ」の中心はどこにあるんでしょうね?

個人的には Ruby のたのしさも Rails のたのしさも似ている気がしている。 それは、「余計なことを書かずにやりたいことをシンプルに表現できる」こと。 例えば ActiveRecord を使うと、 SELECT * FROM items WHERE order_id = 3 と書かずに、 order.items と書けるとかね。

WEB+DB PRESS Tech Meeting の懇親会で yohei さんとお話したときに、 REST 本のサンプルはほとんど Ruby で書かれているという話をお伺いした。 サンプルコードが Ruby で書かれている理由は、 Ruby だとコードをシンプルに書けてサンプルの意図を説明しやすいからってことだった。 これには納得。

日経ソフトウエアに WebAPI の記事を書いたときに、サンプル(地名しりとり)を PHP で書くか Rails で書くか悩んだ。 そのときも結局、プログラムの本質に特化して書ける(つまり説明しやすい)っていう理由で Rails にしたんだった。 Rails を知らない人向けに概要を説明するコストを割り引いても、 Rails の方がサンプルを理解してもらいやすいだろうなと思ったんだよなぁ。

個人で遊ぶだけなら「楽しい」だけで書いていけばいいんだけど、実際にサービスで使おうとすると違うかな。 やっぱりそれなりに中身を理解してないと、トラブル時に対応できないだろう…って思ってる。 この辺は自分が仕事で使うことは当分無いので、実際に使っている方の感想を聞きたいところだなぁ。

そういえば、1981sオフでも、お仕事で Rails を使っているという方が多かった。 これって結構大きな変化だよなぁ。

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