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まちゅダイアリー


2007-07-13 (金)

はてなスターは信頼のプラットフォーム

はてなスターって良く分からないままに付けてみたけど、アンカテ(Uncategorizable Blog) - はてなスターとはてなメッセージはEメールを駆逐するを読んで納得した。

はてなスターは認証系プラットフォームと見るべきではないかと私は思う。

そういうIDを持った人同士が、互いに拍手しあうことで、ゆるく揮発性の高い友達関係を、はてなスターというプラットフォームの上に構築することになる。これは容易に想像できるように、SNS的なコミュニティに発展していく可能性がある。

なるほどなるほど。 正確には「認証」というより「認可」のためのプラットフォームかな。 図にするとこんな感じ。

はてなスター

認証と認可の違いは、「仕様から学ぶOpenIDのキホン − @IT」が参考になる。 はてな認証 API や OpenID は、あくまで「認証」のためのプラットフォームでしかない*1。 「その人が誰か?」は分かるけど、「その人を信頼するかどうか」は別の仕組みが必要になる。

ショッピングサイトのような BtoC だと1対多の関係なので、プレミアム会員などの仕組みを使って簡単に認可も実現できる。 でも、ユーザとユーザが直接コミュニケーションを取る場合は多対多の関係なので、認可をどう実現するかはもっと難しい問題になる。 うまくいけば、はてなスターを使ったコミュニケーションが、そのための解の一つになるかもしれない。 例えば…

  • はてなスターで一定期間(例えば3ヶ月)つながっている相手にだけ、プライベートな写真を公開する。
  • はてなスターの友達の友達まで、特定の記事を公開する。

などなど。 もちろん、こういうことができるためには、はてなスターが保有しているフレンド情報が再利用できないといけない。 例えば、フレンド一覧(片思いを含めて)を FOAF 形式で公開するとかね。

認証レイヤーと認可レイヤーの切り離し

www.textfile.org - はて☆すたクイズで鋭いクイズが出されている。

Web開発者向けクイズ。「はてなスター」と同等・類似のサービスをはてな認証APIを使って構築することはできるか。

ここで書かれているように、はてなの認証API(やOpenID)の上に、はてな以外の会社がはてなスターのようなサービスを作ることもできると思う。 TCP/IPがIP層の上にTCP層が乗っているように、認証レイヤーの上に認可レイヤー(信頼レイヤーともいえる)を乗せる感じ。 そうすると、ここギコの人が言っているようなオープン SNS のようなものも作れるかもしれない。 はてなの強みは既存のユーザがいて、(良くも悪くも)強制的に導入できること。 そういう意味で、海外の hatena.com がどこまでサービスを広げられるかが、とっても興味深い。

なんだか取りとめがなくなってきたけど、新しくて面白そうなサービスだし、まずは気軽に使ってみようかな。 スターをつけるのは、マイミク申請するようなもの。 ただ、はてなスターによる信頼の輪は、マイミクよりもずっと緩い繋がり*2。 お互いにスターを付け合っても、一ヶ月間交流が無ければフレンドじゃなくなっちゃう。 Mixi よりも気軽で鮮度の高い関係になりそう。Twitter に近い感じかな。 最近 Twitter 使ってないけど…。

Tags: hatena

*1 はてな認証は、はてなグループと組み合わせることで認可的にも使えそうだけど

*2 と思ってたら、 essa さんも同じようなコメントを付けてました

設計書を Subversion で管理したい

masuidrive的プロジェクトの方針を読んだ。 ちょうど今、 Trac + Subversion で本格的に作業管理を初めていたところなので、タイムリーな内容だった。 Trac はやっぱりチケットを使いこなしてこそだなぁ。 今やっているのは、以下のようなこと。

  • 各種プラグインを入れて、ユーザやチケットやカスタムチケットをWeb上で管理できるようにする。
  • カスタムチケットを使って、自社の用語にあわせたチケットを用意する。
  • Subversion のフックと Trac を連携させて、チケット番号をコミットログに書かないとコミットできないようにする。
  • コミット前(というか修正前)にはチケットを発行する。関連する作業はすべてチケットに集約する。
    • 議論はメールで。決定事項はチケットで。

ただ、ネックなのは「設計書を Subversion でどう管理するか?」ということ。 TortoiseSVN を使えば日本語のファイル名でも Subversion に登録できるんだけど、 Word や Excel だと差分管理ができないんだよね…。 チケットを登録して、設計書を修正して、コミット…とした場合に、差分とチケットの内容が一致しているかどうかを確認するのが面倒になりそう。

テキストフォーマットで簡単に書けて、それを綺麗な PDF に変換できるようなツールがあるといいなぁ。

本日のツッコミ(全12件) [ツッコミを入れる]
masuidrive (2007-07-13 (金) 19:20)

個人的にはExcelを使ったら負けだと思ってますw

しばた (2007-07-13 (金) 21:28)

>テキストフォーマットで簡単に書けて、それを綺麗な PDF に変換できるようなツールがあるといいなぁ。<br>それ TeX で出来るよ!

通りすがり (2007-07-14 (土) 02:45)

TortoiseSVNでdiffするとWordやExcelのdiff機能を使って表示できませんでしたっけ?って事じゃない?

まちゅ (2007-07-14 (土) 03:45)

>masuidriveさん<br>帳票とか一覧表だと、便利なのでExcel使っちゃいますね。<br>ぜひ便利なツールを紹介してください :-)<br><br>>しばたさん<br>普通の人には簡単じゃないです><<br>xdocdiff はいいかもですね。

kenmaz (2007-07-14 (土) 04:44)

TortoiseSVNのdiffをWinDiffを使うように設定して、WinDiffにexcel,wordのdiffプラグインを追加しとけばうまくいくかもです。

Spiegel (2007-07-14 (土) 05:39)

Flickr の画像が表示されません。おそらく replace されたんだと思いますけど。それとも他の人は見えるのかなぁ

通りすがり (2007-07-14 (土) 05:58)

reStructuredTextで

まちゅ (2007-07-15 (日) 02:03)

>通りすがりさん, kenmazさん<br>TortoiseSVNのdiffで見られるのなら便利ですね。試してみます。<br><br>>Spiegelさん<br>ビンゴです。キャッシュをクリアして張りなおしました。<br><br>>通りすがりさん<br>Wiki系の書式は、「1.はじめに」「2.機能一覧」のような番号付き見出しが無いのがネックなんです。

wtnabe (2007-07-16 (月) 00:55)

SVN::TracWiki http://blog.mizzy.org/articles/2007/04/22/svn-tracwiki00 というアプローチがあるようです。

まちゅ (2007-07-16 (月) 14:31)

>wtnabeさん<br>これはいい感じのアプローチですね。<br>ありがとうございます。

BO-Q (2007-07-19 (木) 01:15)

xdocdiffを使ってExcelの差分を見てます。<br>いったんplaintextに変換して差分を見てるっぽいです。なので書式の変更差分はわからないかも。<br>とはいえ、一番重要なのは文章そのものである場合が多いので重宝してます。

miya (2008-03-23 (日) 10:11)

はじめまして<br>Linux上で動作するTracのリポジトリブラウザ上で、Word、Excel、PowerPointのデータを表示するプラグインを作成しました。<br>http://www.theta.ne.jp/download/tracofficeview<br>もしよければ、使っていただいて感想がいただければと思います。